週刊「想うのよ」

想うことを綴ります

童謡の威力。原点に還り泣く親父。

泣いた、泣かされた。

 

仕事のストレスを主因に、その他もろもろで心身が疲れていたのだろうか。

 

気分転換を図るべく、以前から訴えのあった子どものリクエストに、突如応える格好で、この度ディズニーランドに行ってきた。

 

早朝から一日中動き回るのだから当然だが、それまでの疲れを引きずっていることもあって、満身創痍の状況。一方で子どもらは兄弟喧嘩を経つつも、楽しそうでなによりな状況。

 

私自身も満身創痍ながら、普段と種類の違う種類の刺激にさらされて、気分転換になった。

 

そうした一日もいよいよ終わりを迎ようとするなか、最後の催し、エレクトリカルパレードが始まった。

 

過去のディズニーランド時には、エレクトリカルパレードにそれほどの思い入れもなかったことから、遠目に見る程度、まともに拝見することはなかった。

 

今回も特段気合いを入れて見るつもりもなかったが、たまたま飲食しようと陣取った席からパレードが間近に見れたため、予定外に始めから最後まで見る機会となった。

 

それまでの遠目からの観覧では気づかなかった電装の迫力もさることながら、役者の生き生きとした表情に、しっかりと見入ることになる。

 

映画テーマ毎に山車が異なり、それぞれのテーマ音楽が流れる。

 

さすがディズニーの音楽だ。美しさと迫力、多層でドラマティックなメロディーラインに、感嘆しながら家族で見入った。

 

そうした曲調が続き、満身創痍の状況と、"感動疲れ"により、いよいよ頭がボーとしてきたタイミングで、曲調がガラッと変わった。

 

最後の山車だ。「It's a small world(小さな世界)」だ。

「世界中どこだぁって、笑いあり涙あり、みんなそれぞれ助け合う、小さな世界~」「世界中誰だぁって、ほほえめばなかよしさ~」

 

泣いた。

 

その単調ながら、或いは単調故に、心にスーと染み入ったのか。

 

結局のところ、私たちってこれを求めて生きているんじゃなかろうか。何か複雑にして、勝手に混乱したり争ったりしてはいないだろうか。

 

そんな気持ちが湧き上がってきて、気づけば涙していた。

 

その日はほんとーに疲れてしまい、ホテルでは倒れるように眠りに入った。

 

余談だが、It's a small worldの日本語訳は、原曲歌詞を少しアレンジした訳になっているのに加え、二人の訳者がおり、それぞれ有名な訳になっている(私も今回初めて知った)。原曲訳も、もうひとつの日本語訳もどちらもとても素敵だ。

 

翌朝、家族と車で帰途につく。その車中で音楽をかけながら走る。

 

流行りの邦楽を流していたが、子どものリクエストを交えながら流すなかで、アニメ主題歌に当たり、また涙した。

 

忍たま乱太郎」の「勇気100%」だ。

「やりきるしぃーかないさぁー」だ。

 

私はきっと疲れている(笑)

 

今日もしっかり寝るとしよう。

 

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