週刊「想うのよ」

想うことを綴ります

地域の催しに妙に感動した件

今年は年始から災害やら事件やら騒がしいスタートとなったが、1月も終盤に差し掛かり、少しほっと一息ついたこの週末、地域で「新春かくし芸」なる催しがあった。

良い意味で緩い催しで、「芸」のレベルは決して高いとは言えないものの、なんともいえないジワーとした感動があった。

司会の方の進行が秀逸で、「芸」の発表後に都度発表者にインタビューをするのだが、本人らから自然な感じで言葉を引き出すのだ。

その言葉はどれもその人の普段の取り組み、その雰囲気、それに限らない生き様(大袈裟な表現になってしまうが)が垣間見れた。この催しで披露するのも、そういう日々の生活の一部なんだなと想うと、何か素敵だなと感じるとともに、それらを地域の人が温かい気持ちで見守るその空間は、一つの地域の在り方だなと思った。