暑い
ひたすら暑い
35度を超える日々を「異常気象」と言っていたのも今は昔、「普通」になってしまい、今年は長雨が続いたことで、猛暑日の日数が例年より少し減りそうとの観測程度。そもそも長雨自体が各地に川の氾濫やらを起こしているのだから、何れにせよ「異常気象」の「普通化」が望ましいとは思えない。
小生、個人的に小鳥が好きで(詳しい訳ではないのだが、小鳥のさえずりに心躍るタイプ)、野鳥の会の広告とか目にすると、「助けなきゃ」とか思うわけで。野鳥の会もいろんな活動を通じて野鳥の生態を守ろうとして下さっているわけだが、この異常気象、気候変動が継続することが最も生態系に影響を及ぼしている状況下、やっぱりこの異常と思えるこの気候変動を抑制することに目を向けるべきではないだろうか。
当然、足元の現象は異常でもなんでもないとか、未来の科学で克服できるとか、様々意見はあるだろうも、”実感”としての、この暑さや、大好きな小鳥の減少や、温暖化に紐づく感染症蔓延や、国内に毒々しい外来種が定着すること等々、純粋に避けたいと思うわけ。
どうすればいいのだろう。
やはり仕組みか。川上からの規制か。神の見えざる縛りか。
東日本大震災で電力不足が叫ばれた時期、節電の観念が生まれ、それを余儀なくされた格好だが、発電能力が応分回復した現在も節電意識は定着し消費量はそれ以前より低下している。
コロナ過で外出が気軽に出来なくなった状況により、自然保護地区の野生動物の出現率がかなり高まったそう。
個々人に解決を委ねるのはなかなか難しいものの、一方で心のどこかに「この社会問題は解決したほうがいいよなぁ」という気持ちを皆が持ち合わせている課題であれば、社会的な規制、はたまた神の見えざる縛りにも、どこか積極的な気持ちで向き合え、対応することができるため、それが結果として温暖化のような世界全体に関わる課題の改善に繋がるのかもしれない。
最近目にするSDGsは目標であり強制力は無いものの、こうした指標が出ることで、人の目を気にする日本企業や政府には、緩やかな「規制」として働き効果があるのかもしれない。良いことだと思う。
涼しい朝の風に、元気な小鳥のさえずりをバックに目を覚ますことのできる日が一日でも長くあるといいなぁと想う。とりあえず野鳥の会さんに募金しておこう。では。