想う。
自分の気持ちに素直に生きることがとても大切だと。
我がままと同義に聞こえなくもなく、我がままは通常負のイメージで捉えられるため、無邪気に「素直に生きる」なんて言ってる場合じゃないと言われそうだが、いやいや大切だと想う。
社会に生きる以上、素直をそのまま出してはいけない場面もある。抑制を効かさなければならないこともある。それは当然だ。
だが私が言いたいのは、素直=自らに湧く自然な思いに沿って生きるべきで(上記の通り社会に生きる以上、ある程度の抑制は必要)、自らに湧く嫌だと思う感情に反した生き方はすべきでないというものだ。
社会に生きる以上、嫌なこともやらなければならないと言われそうだが、そこが違うと思うのだ。
何度も言うが、社会に生きる以上、素直な気持ちに沿った行動も、場面では抑制しなければならないだけて、なにも嫌なことを敢えてする必要など無いのだ。
それをごっちゃにしていないだろうか。
抑制のない我がままな行動は世間を困らせるが、嫌だと思うことをしないことは世間を困らせない。代わりにそれをやる人はいくらでもいる。
私が会社で歌いたいときに大声で歌い、無駄話を仕掛けて、人の仕事の手を止めたら、その会社的に迷惑だが、私が会社を嫌だから辞めたとしても、瞬間的な迷惑はかけるかもしれないが、すぐに代わりが来て事なきを得るのだ。
そう考えると、「嫌なことはしない」ということを阻むものは実は無いのだ。
単に自分の立場や状況が悪くなるのではないかという恐怖感から、嫌なこともせざるを得ないとなっているだけだ。
さぁ、嫌なことはなるべく避けて、好きと思えることをもっと優先しよう。そうでないと、そのうち自分が何が好きなのか分からなくなると思う。
いま、ぱっと好きなことが挙げられないなら危険領域にいると言えよう。
自分を取り戻し、素直に生きよう!