週刊「想うのよ」

想うことを綴ります

役に立たないアドバイス

役に立たないアドバイスが世間にはびこっている。食欲が湧かないのに「しっかり食べないと」とか、ストレスフルな毎日を過ごさざるを得ない人に「ストレスはほどほどに」とか。意味が無い。

一番有り難いアドバイスとは、現状をガラッと変えることのできないことを前提にした、それでも課題解決に導くアドバイスだ。

例えば、食欲が湧かないのであれば、「少量食べの頻度を増やして、累計で必要な栄養をとるようにしよう」とか、ストレスフルな毎日を過ごさざるを得ない人には「休日は真逆なベクトル(ストレスのかかっている事象と全く違うもの)に思いっきり振りきってみよう」とか。

そもそも変わろう的な意味不明なアドバイスが巷に溢れかえっているのを見るにつけ、人が本当の意味で親身になるって、やはり近い間柄になければなかなか実現できるものではないと想う。

だから気にするな。少なくとも自分が「近い間柄」と思えていない人のアドバイスは的を得ていないことが多い。そんなアドバイスで一喜一憂する必要は無い。無視は良くないと思うが参考程度に受け入れれば良い。