週刊「想うのよ」

想うことを綴ります

現状打破5

現状打破。

現状を打破する手段はいくらでもある。

現在の状況を作り出している行動を変える、内容を変える、さすれば現状は変わるのだ。

しかし「打破」という大袈裟な言葉が採用されているのには理由がある。

分かっちゃいるけど、それが(行動を変えるが)できないのだ。大きな壁なのだ。

やはり現在を変えるというのは「打破」というように打ち破るエネルギーを要することなのだろう。

そんなエネルギーが私には無い。挑戦するエネルギーも然ることながら、逃げるエネルギーも無い。このエネルギーは勇気と言い換えられる。勇気が無いのだ。

現状という呪縛から抜け出せない。現在に満足しているならまだしも、長年の不満を抱えつつ抜け出せないのだ。

「そうは言っても食事にありつけ、家族に恵まれ、考えてみれば幸せだ」なんて自分に対して説得に入るのだが、それではダメなのだ。

変えたい(自分を変えたいのではない。現状を変えたいのだ)。自分を変える必要はない。あくまで行動を変えるだけだ。それでもその行動を変える勇気がない。

どうする。

勇気を必要とするまでの大きな行動は取らずとも、小さなことで新しい行動を加える、或いは減らす、或いは変えてみてはどうだ。

一つ成功例がある。

それまで運用にはいっさい手を出していなかったが、少し前にやってみることにした。このままの給与からの積み立てでは、理想とする自由を手にすることはできないと思ったことが背景にある。運用でそれが実現できる目処は付いていないが、少なくとも近づく、或いは可能性を高めることにはなると判断した。

すると足元給与からの一部を積み立てたよりも確実に上回る積み上がりが実現できている。理想との解離は大きいがそれでも心のゆとりはこの部分では広がった。

これは一例だ。

小さな新たな行動、そして時間を味方につける。これなら「打破」ほどのエネルギーをかけずにできる。一気呵成には現状を変えられないかもしれないが、小さな現状変更は実現できそうだし、「打破」のタイミングが訪れた際のエネルギー源に育っているかもしれない。

そうだ、勇気がないなら小さなことから現状に無かった行動をしてみよう。私にとっては先の運用とこのブログはその一つなのだ。このブログも心の平穏に一役かっているが、自由を手にする一助に成長してくれることを期待している。

さぁ、いざ!