面談プログラムも終わりに近づき、これまではバラ色をイメージさせる話が中心だったが、いよいよ報酬体系など、より具体的な話に移ってきた。
自分としても、本当に家族を支えられるのか、いよいよ本格的に考える段階に入った。これまでは、「内定も貰ってないのに」という気持ちがあり、どこか客観的な見方をしていたが、次が実質の最終面談となれば、必然的に緊張感が出てくる。
いま勤める会社と違い、進めている会社はほぼ歩合制。普通に考えると実に危なっかしいのだ。
加えて私はサラリーマンをもがきながらも長らく勤めてきたこともあり、それなりの報酬額を貰うに至っている。
そんな中、なんのセーフティネットもない世界に足を踏み入れようってんだから、家族の不安を思うと、申し訳ない気持ちにもなる。
私自身、厳しい世界との認識であり、加えてそこでやっていけるイメージが今も湧かない。
少し間をあけてイメージが湧くように努めることにする。んー、いつまでもどこまでも世の中って厳しいねぇ。